日本医食健康協会(MediCooking)

理事長 林 泰 医師

日本医食健康協会『MediCooking 』をいっしょに学びましょう。

 内科の医者として診療の時にいつも考えていることは、いろいろな病気を抱えている方々のために、家族はお金の負担が少なくて面倒でない食事を作って欲しいということです。この心情のもと、15年間同じ主旨で繰り返し『MediCooking 』の前身である『ヘルシークッキング』を続けてきました。『ヘルシークッキング』では毎月1回2時間、医師がその月のテーマとなる病気について説明し、その後その病気の予防や治療に役立つ食事のポイントを管理栄養士が解説し、そして西洋料理シェフと日本料理の板前から2品ずつ、その料理の作り方のデモンストレーションを行っています。最後には、参加者との質疑応答と試食を楽しんでいただく企画です。
 材料は普通のスーパーで売っているものが中心で、調理法も家庭の主婦が出来る、飽きない、健康に良い、塩分が少なく、野菜、海藻の多い、そしてなにより美味しいことがコンセプトです。我が家の食卓は美味しくてなんとなく健康に良いみたいだから、外食せずに家に帰って食べたいと思える料理、そういう食事が家庭で用意されていたらどんなに良いでしょうか。

 ヒトは3歳までの食事が一生を支配します。脂もの、塩辛いもの、間食など多い食習慣が身についてしまうと、成人した後にもその習慣を改める事は難しいのです。自分の健康を維持するための食事療法を主治医に指導されてもそれを続けることが難しいということを経験されている方も多いことでしょう。

 前身である「ヘルシークッキング」をはじめたのは、レストランアラスカの現社長 望月薫さんのお母様がきっかけでした。当時体調を悪くされた関西在住のお母様を都内の病院に紹介したところ、すぐクローン病である事が判明しました。関西へ戻って大きな病院に通院するようになったのですが、病院からは食べられる食材と食べられない食材を書き出してある1枚の紙を渡されたのだそうです。しかし、材料だけ書き出された紙を前に、結局何を食べていいのかわからず、呆然としてしまわれたという訴えを聞き、『作り方や実際の食事がどんなものかを提供できる場が欲しいね。』ということで月に1回、いろいろな疾病に必要な料理方法や食材を紹介する会を企画することになったのです。当初は、(株)レストランアラスカが全面的に社会貢献活動の一環としてバックアップくださいましたが、さらに幅広い方々に、また健康維持のためのおいしい食事を専門職である医療スタッフ側にも広めていくためにこのほど一般社団法人化を実現しました。

 現在では、登壇くださる医師も増え、内容はさらに充実しています。医療費の負担が増え続ける今こそ疾病を予防し治療に役立つ食事を皆さんで勉強していくときではないかと思います。

協会概要

組織名称:一般社団法人 日本医食健康協会 (英文名:Japan MediCooking Association)
設  立:2014年5月2日
代表理事:林 泰
所 在 地:東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル8F
電話番号:03-3504-8164